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江崎さんからのお答え


私は歯医者になって21年目になるのですが、いろいろ勉強し、日本の外の世界の歯学も触れ(形式や肩書きのための留学ではなく、世界の人種と同じ教室で勉強したのです。)ましたが、今だに言えることは歯に詰める材料は毒物ではありませんが、人体とマッチする完璧な物という物はないということです。貴方様が言われているレジンという材料は熱膨張係数というものが高く、現在は非常に歯に接合、接着するよう改良されましたが、あくまでも人体と同じ成分、細胞ではなく、人体と違った異物なのです。つまりそのレジンの熱膨張係数とはどういうものかといいますと、たとえば虫歯でぽっくり穴が開いた歯にそのレジンの詰め物をします。お口の中は毎日熱いお茶やコーヒー、味噌汁、・・・などを含みます。しかし一方では冷たい水、アイスクリーム、牛乳、オレンジジュース、ビールなどを飲みます。つまり熱いものを口にふくむとレジンは膨張し、冷たい物を含むと今度はレジンは収縮してしまいます。この膨張、収縮の度合いが強いと熱膨張係数が高いといいます。つまり毎日、四六時中、このレジンは膨張、収縮を繰り返しているのです。それを長い年月をかけて繰り返しているのだから必然的に歯と詰め物の間には隙間や亀裂が生じてくるのです。そうするとそこに虫歯菌が入ってきて自然に虫歯を作るのです。しかしそれをなるだけ少なくするために、元々あった虫歯を完璧に近く取り除くことや、隙間のないレジンの詰め方などの歯医者の技術にも少しは関係があるでしょう。詰め物ではなく歯に被せる金属の冠は熱膨張係数は低いのですが、しかし歯を削って被せた冠と歯の境目に歯垢が溜まりやすく、きちんとホームケアー、歯ブラシ、歯間ブラシをしないとすぐ虫歯になってしまいます。歯石がないから虫歯にならないということは決してありません。歯石がなくても口の中には何億もの細菌がいるからです。また虫歯になりやすい歯の質というものは少しあるかもしれませんが、体質ということはほとんどありません。食べ物、飲み物、その種類、お口に中にそれが入っている時間など、虫歯になりやすい環境や習慣をお口の中に作っていることに虫歯は関係します。つまり多くの患者さんは一度治療したらその詰め物、被せ物は魔法のような完璧な物で二度と虫歯にならないものと思っていらっしゃる方が多いのですが、じつはそれと180度反対で、一度歯の治療を行うとその詰め物はあくまでも人間の体の代用品でしかないので、きちんとメンテナンスやホームケアー、歯科医院での定期診査、歯のお掃除をしないと、天然の歯に比べ虫歯にかかる率が容易に高くなるということです。しかし一度虫歯になって治療をするのだったら、やはり高い技術でいい材料を使ったほうが良いことは確かです。だから保険治療が必ずしも最高、最良の治療とはいえません。しかし一方では自費治療でも粗悪な治療の歯医者が存在することは確かなので、これも非常に患者さんは歯医者の選択が難しいところです。
ここまでお答えしてきて、ではまとめて言いますと、歯の治療は要するにこれに尽きることです。これとは小さいときから、小学生から、中学生から虫歯にさせないこと、虫歯を作らないこと、とにかく歯を削らないこと、なるだけ詰め物をしないこと、その数を増やさないこと、もし歯を削るならその年を遅くすること、・・・これこそが最良の治療方法です。つまり予防なのです。昔は小さい虫歯も早期発見早期治療でした。今は小さい虫歯は早期発見、遅い治療なのです。と・・私は歯科治療の未熟さと未完成をいつも肝に銘じて悩みをもちつつ、もっといい技術材料ができないか思う日々です。貴方の場合も貴方のかかりつけの歯医者さんが言われるようにやたら歯を削るより、大人の虫歯はやや進み具合が遅いので何か変わったことが無い限り取らない方が良いでしょう。


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回答者氏名

江崎

歯医者名

江崎デンタルクリニック

所 在 地

東京都